先日の記事で国会図書館に同人誌の納本を行いました。
![同人誌を国会図書館で預かってもらう方法](https://blog.ynr.jp/article/doujinshi/ndl_01/Thumbnail_hu641682072b71ac161f8113bfd2bb25b0_1565140_200x200_fill_q75_h2_box_center_3.webp)
同人誌を国会図書館で預かってもらう方法
その際に国会図書館の利用者登録をしてもらいました。
![](https://blog.ynr.jp/article/service/ndl_02/img/2023-11-09-084855_hu6a68ad59a07901e795f8fd081fed8827_2818652_1280x0_resize_box_3.png)
国会図書館をガッツリ利用するには本人確認書類を提出する必要があります。オンラインでも勿論できるのですがどうせ行くので窓口で登録していただきました。
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国立国会図書館の利用者登録(個人)について|国立国会図書館―National Diet Library
国会図書館デジタルコレクション
まず下記の神サイトにアクセスします。
![](https://blog.ynr.jp/image/default_noimage_hu6fe3b5ac74af77aa92279c364bc8fc3f_5361_200x200_fill_q75_h2_box_center_3.webp)
そして調べたい内容について検索するだけで大量のOCRされた書籍が検索できます。
このサービスの特筆すべき点は、著作権が存続しているが絶版などで入手困難な書籍も全ページ閲覧可能であることです。
さらに現代販売されている電子書籍の数倍の解像度で見られるので非常に図表も見やすいです。
![](https://blog.ynr.jp/article/service/ndl_02/img/2023-11-09-085517_hu60a2d1856ada7b3d9a7b28d734724345_508776_1280x0_resize_box_3.png)
ただし著作権の有無に関する判定が変更される場合があり、先日読んでいた田中角栄の日本列島改造論などは途中で読めなくなっていました。
大量の書籍が読めるだけでも神サービスなのですが、さらに著作権切れの書籍については自由に使うことが可能です。
このように昭和初期の東北線の配線図が必要となっても引用し放題です。
![](https://blog.ynr.jp/article/service/ndl_02/img/2023-11-09-090302_hu17ddb4eb810f236a1c07459e684364f7_5926019_1280x0_resize_box_3.png)
(昔は大宮と浦和の間にも駅があったんですね、位置的に与野っぽいと思って調べたのですが与の旧字体が與らしいです。興野かと思いました。)
![](https://blog.ynr.jp/article/service/ndl_02/img/2023-11-09-090524_hu99c91190680bfd6fb0eafa1c3e6b77d1_1619726_1280x0_resize_box_3.png)
個人的に好きなページが戦時中の内務省発禁書籍です。
![](https://blog.ynr.jp/image/default_noimage_hu6fe3b5ac74af77aa92279c364bc8fc3f_5361_200x200_fill_q75_h2_box_center_3.webp)
禁書というワードだけでご飯三杯いけます。オススメです。
地方図書館の電子版
後書き代わりに最近の地方図書館の電子版についても記述します。
国会図書館では絶版、著作権切れ書籍のWeb閲覧ができましたが、地方図書館では新しい書籍も順番待ちの必要がありますがWeb上で利用可能です。
その地方の地域資料などはログインなしで閲覧可能な事も多いです。
国会図書館のWebでは読めない書籍の補完として住んでいる自治体の図書館も非常に便利に利用できます。
まとめ
昨今、自宅にいても無料で膨大な資料にアクセスできる世の中になりました。給料日前のお金がない週末のお供に是非電子図書館の利用はいかがでしょうか。